Choir Concert

前回書いたように、コンサートがあった。歌うほうは置いといて問題のピアノソロ、選曲はショパンノクターン9−2。俺が引ける数少ないレパートリーの中から最も弾きやすい曲を選んだ。兎にも角にも出番が来る。緊張しつつもなんとか始めるが、今までの練習で間違えることが皆無だった13小節目が突然記憶の中から消え去ってさあ大変。仕方ないので、それらしく聞こえるように左手は誤魔化しつつ右手でメロディでっかく弾いてやりすごす。その後も、弱冠ミスはあったものの無事(?)終了。後で、聞いた人と話したけど間違ったことに気づかなかった人がほとんどでちょっと安心する。みんなあまり知らない曲でよかった。そして面白い事件も発生していた。何人かの観客が終了後に、俺と勘違いして香港からの留学生(彼もピアノできる。俺が間違えたのに気づいた数少ない一人)に“GJ”と声をかけたらしい。それくらい見分けつけよ、っていうか俺が影薄いのか・・・とちょっと鬱になったりもした。教訓:ステージで平然と演奏できるプロおよびそれを目指している方々はスゴイ。