文化比較その1

気がついたらもう6月。我が愛しのWINS通いまで1ヶ月を切ったわけだ。
今日も昼ころまで熟睡してしまったし、最近寝つきが悪くなかなかベッドに入ったあとに眠りにつけないことが最大の原因なのだが、これといって解決法もなく困っている。

食事

これから数回にわたって、日本とアメリカでの生活を比較、検証してみたいと思う。というわけで、一回目は食事から。まず決定的な差が、料理のレパートリー。料理というより料理法というべきかも知れない。
こちらでの料理は基本的に「揚げる」or「焼く」なのだが、揚げるが圧倒的に多い。フライパンを使う場合、油を敷いて「焼く」のではなく、油を深さ5ミリくらいになるまで注ぎその中で「揚げる」のだ。これは目玉焼きも例外ではない。通常目玉焼きの目の部分に白い膜を張る場合、蓋をして待つか少し水を入れるかのどちらかだと思う。ところが、こちらでは油が蓋の役割をするような感じで白い膜ができるのだ。言葉では伝えにくいのだが、とにかく油の使用量が半端ではない。ベーコンも「焼か」ずに油の中で「揚げる」のだ。もうカロリーゼロのダイエットコークとかそういう次元ではないところで、アメリカは食生活を考えた方がいいと思う。こちらでは新鮮な食材も手に入りにくく、しっかり火を通さなくてはという考えでやっているにしても、度が過ぎる。
煮るという方法もなくはないが、頻度が圧倒的に低い。ローストビーフの付け合せに作るにんじんとポテトを煮るくらいだ。そしてこの場合、グレイビーというソースを絶対に作る。これもこってりしていてかなり油分が高い。
とにかく油の使用量が絶対的に多いアメリカの食事。さらに、マックのようなファストフードを普通に夕食としてとる。もう日本食が恋しくてしかたない。